桐生地域リハビリテーション広域支援センター
橋本 省三 センター長
社会福祉法人希望の家では、地域リハビリテーション広域支援センター指定運 営要項第4に基づき、桐生市とみどり市を管轄する桐生保健医療圏内の地域リハビリテーション広域センターの指定を群馬県より頂きました。指定許可期間は今年度新たに更新され、平成18年4月1日〜平成20年3月31日です。
高齢化社会が進む中で介護保険や障害者支援費制度など導入され、生活機能の改善を重視したリハビリテーションが重要となってきています。
こうした社会情勢を受けて当センターでは、地域の高齢者や障害者によりよいリハビリテーションが提供できるように圏域内の病院や施設と連携をとっていきたいと思っております。
■地域リハビリテーションとは?
【理念】
障害を持つ方々や高齢者が、住み慣れたところでそこに住む人々とともに、一生安全に生き生きとした生活が送れるよう、医療や保健・福祉及び生活に関わる機関・組織が、あらゆる人々やリハビリの立場から協力し合って行う活動のすべてを言います。
■桐生地域リハビリテーション広域支援センターは何をするところ?
地域リハビリテーションの理念に基づいて群馬県の委託を受け、桐生地域のリハビリテーションに関わる関係機関からの相談を受けたり、指導を行います。
また、地域に住む人々に対する地域リハビリテーションの啓発活動も行っています。
■スタッフ
医師(橋本)・理学療法士(米田)・作業療法士(藤田)・言語聴覚士・ソーシャルワーカー・管理栄養士等が対応します。
※希望の家療育病院並びに支援施設(桐生市・みどり市に所在する病院および施設)の所属
■事業内容
@リハビリテーションに関する相談
(場所:地域支援室/担当:二戸)
*電話相談: 月曜日(午前10:00〜12:00)
*面接相談: 月曜日(午後2:00〜4:00)
A実地相談
*市町村保健センター、在宅介護支援センター等のスタッフと協力して、訪問して相談に応じます。
Bリハビリテーションに関する研修会
◎リハビリテーション全般をテーマに開催予定
*機能訓練
*介護方法(食事、排泄、入浴移乗など)
*腰痛予防
*住宅改造
*福祉機器
*骨折・転倒予防など
C啓発活動
*情報誌を発行しています
*ホームページを開設しています
■支援対象
利用者、市町村・医療機関・介護老人福祉施設等のリハビリ関係施設、その他の機関
■地域リハビリテーション広域支援センターのシステム
地域内にあるリハビリテーションに関わるすべての機関とネットワークを結び、地域で生活する人たちの支援をします。

■こんなご相談にお答えします
リハビリ職及び看護師や介護職等のリハビリ関連職からの相談
●施設で実施できるリハビリについて知りたい
●自宅で指導できるリハビリ・介護方法について知りたい
●利用者のリハビリが進まないで悩んでいるが、相談・指導を受けたい
●骨折・転倒防止、寝たきり予防のためのリハビリについて知りたい
●リハビリの技術を向上させたい
地域の方々からの相談
●腰痛防止(体操・生活上の注意・介護方法など)について学びたい
●障害に適した住宅改修・福祉機器について知りたい
●リハビリの効果、必要性等リハビリについて知りたい
相談・指導については電話はもちろん、出向いて支援いたします。お気軽にご連絡下さい。
(Eメールでの相談も受け付けております。)
◇平成23年度活動報告◇
<介護予防サポーター養成研修>
みどり市は平成23年9月1日から22日まで、初級研修を1回と中級研修を3回、東保健センターと大間々保健センターを会場にして行いました。初級研修の9月1日は生憎、台風の接近と重なってしまったため、当初申し込みがあったほどの人数は集まりませんでしたが、それでも参加してくれた方々対象に実施し、既に介護予防サポーターとして活動している方にも参加していただき、活動するときの具体的なイメージをつくってもらいました。
桐生市は平成23年9月27日から11月22日まで初級研修を2回、中級研修3回、上級研修1回の計6回の研修を菱公民館で開催しました。上級では脳活性化リハのいろいろな取り組みや、実際の体力測定を体験するなど実践的な内容を中心におこないました。
<いきいき介護予防普及啓発事業>
にいさと健康祭りへの参加
平成23年11月5日(土)
会場:新里保健センター
セラバンドを用いた介護予防のための体操指導の他に、今年度新しく作られた桐生市歌をモチーフにした桐生健康体操の紹介も行いました。
1グループ5〜10人程度集まったところで前半はセラバンドを用いた体操、後半は桐生健康体操をおこない、特に桐生健康体操は健康な方がその体力を維持することを目的に作られたものなので、参加した方々もかなりやり応えがあったようですが、講師の巧みな話術にのせられて笑い声の耐えない中で体験をしてもらいました。
<桐生地域リハ広域支援センターリハ関連職向け研修>
「笑いでふせぐ認知症」
平成24年2月18日(土) 午後1時30分〜3時
講師:中島英雄(中央群馬脳神経外科病院理事長)
会場:希望の家療育病院 矢野記念ホール
参加:91名
現役の医師であり、桂前治の芸名も持つ中島先生はその軽妙洒脱な語り口で人気もあり、リハ専門職、看護師・介護士などの関連職種の方だけでなく、高齢者や家族の方など多くの方々に参加していただきました。
笑うということが認知症だけでなく、広く健康全体にとってもとても大切であるということを、科学的なデータを交えながらユーモアたっぷりに、わかりやすく説明していただきました。
後半は簡易の高座を作り、自慢の落語を披露していただき、会場全体が笑いに包まれました。
かなり風の吹き荒れる日だったのですが、参加していただいた方々が皆さん笑顔で帰っていきました。
<みどり市介護予防普及啓発講演会>
「認知症予防のライフスタイル」
平成24年3月2日(金) 午後1時30分〜3時
講師:山口晴保(群馬大学大学院保健学研究科教授)
会場:ながめ余興場
参加:260名
みどり市地域包括支援センターと協力する形で認知症予防のための講演会を群馬大学大学院の山口教授をお迎えして開催しました。
会場となった「ながめ余興場」は落語やお芝居などにも使われる、回り舞台と花道のある芝居小屋といった雰囲気の建物です。講師のお話も会場の雰囲気に合ったユーモアを交えた話しぶりで大変好評でした。
運動や食生活など、認知症予防に効果のある取り組みもありますが、それらに対して一人で取り組むのではなく、地域の中で仲間作りをして、楽しみながら取り組んでいくということの実践例を映像も交えながらわかりやすく説明していただきました。
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